自民党の統一教会汚染

2022年7月8日、安倍元首相暗殺、本書は第2次安倍政権発足から暗殺までの9年間、自民党と統一教会との関係性を追ったものである、著者は鈴木エイト、日本大学卒業、2009創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表、主筆を歴任、2011よりジャーナリスト活動、週刊朝日等に寄稿、宗教や政治のテーマのほかカルトや2世問題等を取材、

Ⅰ安倍政権との癒着(2013-2020)

発覚した首相官邸と統一教会の「取引」

統一教会内部通達FAX,「菅官房長官の仕切り」、「期日前投票」指示メール、いつ安倍晋三は「変節」したのか、2010年参院選「有田有退治文書」に形跡、反ジェンダーでの「共鳴」、霊感商法会社摘発と家宅捜査への危惧、勝共連合新会長就任式典に多数の国会議員、教祖の死と後継争い、教団イベントへの国会議員出席、安部側近議員の統一教会詣で、教団名変更認証に安倍側近閣僚の関与、教団の意を受けた文科大臣が圧力、前川喜平元文科次官の証言、選挙支部への政治献金、名称変更記念式典に政治家が祝電、壇上から来賓として祝辞、民主党議員も礼賛、横行する偽装勧誘、

利用される2世信者たち

選挙権年齢引き下げ、SEALDsのライバル登場、共産党、SEALDsの「ライバル」登場、自民党IT戦力委員会の奇妙なSNS,ネットに「ユナイト=統一教会2世」の痕跡、ユナイト遊撃隊を直撃、「ほとんどのメンバーが2世」・国際勝共連合「学生が自主的に立ち上げた組織」、またも無名候補が教団組織票の上積みで当選、Cランクの候補者を当選させるカラクリ、参院選後・ユナイトの演説は「憲法改正」一色に、SNSで取材者をブロック・逃げるユナイト、内部資料が漏洩、ついに「正体」が露見する、教団内部メール「外的には2つの看板」、「保守派の大学生組織」を欲していたのは誰か、勝共連合会長のマッチポンプ、ユナイト代表学生を直撃「政権の意向」は「分からない」、つじつま合わせに奔走するユナイトと勝共連合、印象操作・輿論誘導への官邸の関与は、首相官邸で教団幹部と密会か、多くの自民党議員がユナイトの活動に参加、政権の指示はあったのか・それとも「忖度」なのか、教団が目論む更なる野望、

教団イベントに国会⋏位が大挙参加

閣僚5人を含む国会議員63人が出席、米上院議員会館でも大会開催「統一教会を日本の国教に」内部資料、総会に出席した国会議員へのミッション、国会議員への後援会指示と原理教育、教団の引率で外遊した議員団、「ヨシヒデ・スガ官房長官が首相官邸に私どもを招待、「皆様方の応援をいただき当選」議員が感謝、「我々自民党に対して大変大きなお力をいただいています」、「どこへ行かされることやら」ぼやく山本議員、逃げる国会議員たち・潮目は変わらず、北村経夫が4年越しの「恩返し」、「事実誤認」報告で韓鶴子を喜ばせた日本の総会長、教団の引率によりアメリカ外遊する国会議員団、「公務」で統一教会幹部と外遊する国会議員たち、「200名を超える議員たちがご父母様に待っていた」、新閣僚に統一教会関連議員が抜擢、教団への貢献度が重要ポスト登用の条件なのか、1万人信者集会に自民党国会議員が多数「派遣」、「わたくしにとりましては親であり兄弟」、2世信者を激励した予算委与党筆頭理事、教団機関誌に政界工作が掲載、

疑惑の国会議員を直撃

「マザームーン」防衛副大臣を直撃、直撃取材に警察を呼んだ「自己防衛」副大臣、「選挙の自由妨害罪」で逮捕、疑惑政治家と警察の「連携」、「与党筆頭理事」へのさらなる疑惑、練馬区議補選に元秘書が出馬・疑惑に「無関係」、「1万パーセント関係ない」、本人は完全否定・元秘書は「記憶違い」、

全国弁連の申し入れにも聞く耳持たぬ自民党

国会議員に注意を促す緊急院内集会、全国弁連に教団が抗議・「御注進」政治家も、「国会議員6人が来賓出席・祝電47人」の衝撃、「日本は許すことのできない民族」・現役閣僚が祝電・秘書を代理出席、献金収入300億円の0.1%のみ還元、幕張メッセ青年信者大会会にも2人の衆院議員、「文鮮明先生の話に感銘を受け学習」という自民党議員、自民党への質問書、韓国大統領を「文鮮明」と失言、原田議員を直撃、新閣僚に統一教会胒懇議員が多数、

50周年大会の勝共連合、教団関連組織の工作

自民党議員・国際勝共連合50周年大会に大量出席、教祖が設立した反共政治組織、自民党を下支えする政治工作、パートナーシップ条約反対・家庭教育支援法制定への工作、神奈川県下の議会に相次いで陳情・各地方議会で同様の陳情が提出、自民党議員団がほぼ同じ文面の意見書を提案、全国各地で家庭教育支援条例が施行、スパイ法案を思い起こす一連の動き、宗教右派による草の根運動、自民党内プロジェクトチームの面々、LGBT批判の杉田水脈議員が講演、沖縄の集会にも自民党議員が、集会で配られた「反LGBT]チラシ、

顕在化する総裁・韓鶴子の反日思想

「国家復帰」に関する仰天内部文書、問題個所をカットして配信した教団メディア、何がカットされていたのか、「その国の最高指導者を屈服させる、日本の総理大臣は韓鶴子に侍る存在、北朝鮮からの招待状、

2019参院選で暗躍する教団

教団系イベントで国会議員代表として挨拶、統一教会政治集会の代表世話人、官邸と教団との関係を示すキーマン、取材・撮影NGを告げる「主催者」、演説会を盛り上げる北村応援団、韓国人教団幹部を確認、北村議員を直撃、新たな内部文書を入手・組織的支援の証拠資料か、武見敬三候補の個人演説会を告知、演説会入場を拒絶、統一教会幹部やユナイトメンバーの姿も、「大物」議員たちに直当て取材、萩生田光一「最近はもう壺も売ってない」、教団票の上乗せで連続当選、ダミー団体と関係を持つ国会議員たち、参院選当日韓国で統一教会イベントに出席、政界引退後も重宝される元政治家たち
る宛て勅兄

第4次安倍再改造内閣は「統一教会系内閣」

閣僚入りした大勢の統一教会系議員、菅官房長官への信奉をアピールしていた菅原議員、中堅議員に伸ばされた教団の触手、新経済産業大臣の任命後初当庁と記者会見を取材、菅原事務所からの通報、統一教会系閣僚12人、

自民党最大派閥会長が教団サミットで講演

政権与党最大派閥、清和会会長の韓鶴子詣で、教団系メディアの映像で新たな自民党代議士が発覚、4万人大会で韓鶴子を称賛する愛知県知事の電報、4億円以上の売り上げでも終始不機嫌だった最高権力者、来賓国会議員数を大幅に水増しか、参加を取りやめた議員も、北朝鮮訪問への国会議員帯同計画、前環境大臣「統一教会イベントに自民党から10名が出席」、「特段の問題も感じていません」全国弁論の要望書に「私は知りません」、問題ある団体だとおもっていないことが判明、現状認識に問題あり、安倍側近が青学大教授を提訴、

教団と政治家とのマッチング集会

統一教会と政治家の極秘会合、執拗な取材妨害・脅迫も、大宮市民ホールでの遭遇をとぼける関係者、「私にそっくりな知り合いが「今度会ったらぶっ殺す」、招待の川崎市議が証言、「ぶっ殺す」発言男性を検証・同一人物と判明、後援会結成から原理教育、「説明なき大臣辞任」で逃げを決め込んだ、官房副長官や党4役・副大臣等にも、信仰の自由・政教分離の問題ではない、

「桜を見る会」に統一教会関係者

安倍首相主催の「桜を見る会」の招待客、世界戦略総合研究所で国会議員が講演、北村経夫の出版記念パーティーにも招待、各界における功労者が招待、

2世信者が韓国で謝罪ツワー

韓国主要メディアが「謝罪」「謝罪要求」「反省」と報道、教団メディアでは「国家復帰」を2世信者へ指示、、偽装勧誘員が伝道成果をスピーチ、同じ「統一教会」での矛盾、事あるごとに露見する2重構造、繋がりが深い政治家や論客の見解は、「謝罪撤回」に奔走するフロント団体、「そんなバカなこと」呆れる元環境大臣、東京地裁へ記事削除の仮処分申請、扶桑社代理人が再反論書を提出、

国会議員同伴の北朝鮮訪問が頓挫

トランプ・金正恩・文在演祝賀メッセージ、「世界中のVIP集結」のはずが新型コロナでキャンセル、疑惑の祝賀メッセージ、恣意的に訳した疑い、参加した日本の元政治家たち、日米元首脳が韓国での式典に参加予定、元首相と安倍首相側近の訪朝計画、幻の教団名「天の父母様教団」、教祖夫妻を「真の父母様」・神様を「天の父母様」と呼称、統一教会が組織再編・全摂理機関が新包括組織の傘下に、「天の父母様聖会」に全摂理機関が集結、全フロント組織を傘下機関として公表か、実質信者数が判明、目的は文鮮明「カラー」払拭か、政界工作の足を引っ張るにほんへの「怨讐」、

Ⅱ菅・岸田政権への継承(2020ー2022)

菅政権に引き継がれる「負のレガシー」

ギブアンドテイクの関係、菅政権で結びつきはより強固なものに、教団系メディアに登場の石破元幹事長、本人は接点なしも派閥幹部は「濃厚接触」の岸田政調会長、全国各地でフロント組織を使った動き、組織改編と人事異動、松濤本部プロジェクト始動、コロナ禍でも続く関係、

統一教会と米歴代大統領との蜜月

歴代大統領で最も親密、ブッシュ親子との腐れ縁、文鮮明の反アメリカ、教祖の人脈を受け継ぐ息子たち、

ついに安倍晋三がリモート登壇

元環境相が議員連盟会長に、ツイッター上の「捜査」で全員発覚、出席委員と写真を削除した新会長の言い分は、統一教会系大規模集会にリモート登壇した安倍晋三、「日本国・前内閣総理大臣の安倍晋三です」、韓鶴子がトランプと安倍と同じ「壇上」から特別講演、ビデオメッセージ送付を認めた安倍事務所、全国弁連が送付した公開抗議文を受け取り拒否、数々の疑惑実証される、「ビデオメッセージ」の依頼者は国際共連合の会長、元首相3人には断られた
「それなら自分も出なくちゃいけない、3代のお付き合い・3代の因縁、「この国のトップとマジわることができた」、安倍と韓鶴子総裁の対面構想、動画はすぐに削除することが条件、

岸田政権でも「継承」された教団との関係

山際大志朗経済再生相の選挙運動員に統一教会関係者、「本当に出て行ってもらいます、「言い過ぎました」、「皆様と一緒に素晴らしい日本を作ってください」、自民党最大派閥会長となった「キングメーカー」

2022年参院選、安倍晋三暗殺

暗殺に至る経緯、教団との関係が矮小化された言説、安倍の政治家としての「読み」、山上容疑者のツイッター、背景にはメディアの自主規制も、関係議員リストの波紋、自民党自体がマインドコントロール下に、経産相から党政調会長へ、知らぬ存ぜぬを決め込む国会議員たち、埋まってゆくパズルのピース、疑惑の全解明は、

まとめ

統一教会汚職を①安倍政権との癒着、「発覚、利用される2世、教団イベントと疑惑の議員、全国弁連申し入れ、勝共連合の工作、韓鶴子、参院選挙で暗躍、安倍統一教会系内閣、教団サミット、教団と政治家、桜を見る会、韓国謝罪ツワー、頓挫した北朝鮮訪問」、②菅岸田政権との癒着で追求、負のレガシー、米大統領、安倍リモート登壇、岸田継承、安倍暗殺、山上徹也は正当化されることはない、重大事件の背景に自民党がカルト被害者を見ておらず、統一教会を利用したことにある、本書はカルト団体の人権権侵害と自民党の政治モラルハザードを追求したものである、

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